おばさんが、不在の会社

今の派遣先は、結構、老舗の企業なのですが、
女性プロパーは30代以下ばかりです。
男性プロパーは逆に若手よりもおじさん率が非常に高く、
若手は少ない感じがあります。ただ、
本社なので、全国各地の現場の営業所では、若手が多いのかもしれませんが。

今日、空のアイスコーヒーのカップ(使い捨て用プラスティック)
が給湯室に置き忘れてありました。
数時間後に行っても、まだ置いてあります。
普通は、本人が忘れても
他のプロパーが捨てるんですけど、
誰も捨てない。




昔の企業が良かったといいたいのではありません。
ただ、昔の企業ならば、
必ずおせっかいおばさん社員がいて、
こういうゴミがあることが、(企業として)恥かしいこととして
すぐ処理するんですよね。
それをする人材がいません。そして、それは、
どこの企業に派遣されていても痛感します。
所謂、お局さんは、どこの会社にもいなくなり、
世代間の揉め事は表面上少なくなりましたが、
一方で、会社全体を見ている人がいなくなり、
モラルは落ちていると実感します。

人を雇わない路線に舵を切った「失われた20年」の影響なのか、
それとも、
もう「オフィスをキレイに保つ」意識が
薄れているのか。
どちらにせよ、社会は、よくなってないと思います。



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