コロナにとうとう罹ってしまう その3

さてコロナ療養一週間を過ぎたころ、、、手持ちの薬は底をつきました。
最初に行った発熱外来の個人病院は
5日間しか解熱剤も、のど鼻の薬も処方しなかったためです。
そもそもコロナ感染者は、現在のシステムだと10日間自宅隔離です(つい最近7日に短縮という報道ありましたね)
5日分じゃ最初から足りないことはわかってます、、、そこで
初日に保健所の職員さんに電話で言われたことを
思いだしました。

「薬は、処方してもらって自宅に届けてもらってください」

隔離期間中は、外出禁止なので
それを医療機関に伝えてデリバリーしてもらってくださいと言われました。
おまけにコロナは医療費が国から全額出るので
清算の必要はありません。
そうして、初日に東京都より紹介された医療機関に
電話したところ、
「処方箋を指定した時間に取りに来てください」の一点張りです。
私からすると「はぁ?」ですよ。
だって、かかりつけの薬局は、
自宅のポストまでなら届けますと快い返事をもらっているのに、
処方箋一枚の受け取りのためわざわざ外出しろというのです。

保健所も届けてもらえといってるし、
FAX一枚を病院が薬局にしてくれればそれで終わりなんですよ。
それを頑なに嫌がり、こんな言葉を病中の私に投げつけてきました。

「あなたは解熱しているので、歩けます。
 貴重な医療資源を使わないでください」

← 電話の口論で最後にこの病院の院長に言われた言葉です。

びっくりしました。繰り返しますが、保健所も薬局も、自宅にいてくださいといってるのに
この病院だけが、処方箋のFAX送信をしないというのです。

そこで、前々回で書いた内容を思い出してください。
そうです。この院長は、PCRを絶対にしないと豪語した男です。
またしてもコロナ患者に対して、自分の方針にこだわり、
自宅隔離患者を外出させるというあほらしいこだわりを患者におしつけるんです。

しょうがないので、
いったん切って、保健所に相談電話しました。
そしたらあきれた職員の方は、
「では、かかりつけの病院に事情を話して
 処方箋を出してもらってください」
それであっさり、処方箋問題は解決しました。

この病気になって一番わかったのは、
東京都の紹介する発熱患者を受け付ける病院は
どこになるのやらわかったものじゃなくて、
とんでもない藪医者ややりたい放題の個人病院になることもあるということです。
普段かかりつけの病院が、発熱患者を診てくれれば済む話なのですが、
いかんせん、そうでない場合は、運まかせの病院受診ということになります。
本当に困ります。こっちは病気なんです。
だから、このやりとりは本当につらかったです。

次回は、現在の状況と後遺症について書きたいと思います。

コロナにとうとう罹ってしまう その2

コロナにとうとう罹ってしまう




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