VS 天下り

これまでの派遣先を振りかえってみると、
官僚組織(公の機関)に近いところで仕事も
多くしてきました。
文科省の下部にある特殊法人、厚労省の外郭の財団法人、高速道路関連の民間企業、農林水産省の地方局(これは数日の短期)など、、、
現在勤めているのが、某官庁関連の民間企業です。
天下りもたくさんいるらしいです(正直、誰が生え抜きか、誰が天下りかまだよくわかってません)
その中で、私の席の近くにきて、よく雑談する別部署のおじさんがいて、
彼が天下りだったということがわかりました。

その人と、先日の首里城の全焼火事について
話しているときのことです。
私は、ニュースを全然みてなかったので
「消防設備がどうして無力だったか」聞いていました。
彼曰く、設備があっても、(火災で)熱くて作動させられなかったとのこと。
つい最近まで消防については、国で管理していたのに、
今は沖縄県が独自で消防をやっているから、
こんなことになった。
何度も「馬鹿なんだ」と繰りかえして言う始末。
広域災害と同じように、国や他の自治体に消防の応援を依頼すればよかったのに、
(沖縄県政は)韓国と同じだと。なぜか「セウォル号沈没事故」を引き合いに出して、
当時、日本やアメリカが支援する準備はできていたのに、
韓国政府が馬鹿だから、何も要請せず、犠牲者が出たと、ご丁寧に説明されていました。

そんなに日本政府だけがすばらしい災害対応なのでしょうか?



だんだんムカムカしてきた私は、
私「日本だって、過去の事件で、アメリカの支援を断ってきたじゃないですか?」
おじさん「いつ? そんなことしたことないよ」
私「え? 御巣鷹山の123便の墜落事故とか」
おじさん「何それ。そんな事実はないよ」
私「最近、ルポ読んだのに書いてありましたよ。あのとき、123便が墜落して、すぐにアメリカ軍が助ける準備していのに
政府が止めたじゃないですか?}
おじさん「(あきらかに知らない様子で)そんなわけないだろう」
私「結構有名ですよ。知らないんですか?本だけじゃなくて、記録にものってますよ」
おじさん「・・・」
唖然とする様子は動画で撮影したいくらいでした。

これは、青山透子さんの「日航123便 墜落の新事実」を最近読んだから、
その受け売りをしただけです。
ユーチューブでも話題になっていますから、まだの方は、
ぜひ探してみてください。
一方で、日米政府の間で何がおこっていたのか、この天下りおじさんは、知らなかったわけです。
※当時は、現役官僚としていたはずなのですが、、、

口を開けば、(日本)国民が悪いだの、韓国政府が悪いだの、沖縄が悪いだの、、、、
官僚の言いそうな台詞をいつもいつも言っていて、
適当に相手して、右から左へ話しを聞き流していたのですが、
たまに反論すると面白いですね。
自分が何でも知っているというプライドばかり異常に高いから、それをへし折るととても笑えますw

所詮、元キャリア官僚なんて、こんなものです。
(本当に頭がよければ、天下りしないで出世したでしょうから
 頭は悪かったのでしょう)
それでいて、他人や他国を馬鹿呼ばわりするのは、コンプレックスをたくさんもっている証拠です。
いかに器が小さいかあらわしています。

政権が変ったとしても、
こういう役人たちが一掃されないと、
世の中はよくなりそうもないですね。




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