仕事の極意 その3 マニュアル

新しい職場で、一番最初に
気になるのは、マニュアルがあるかどうか、あるならば、それを使えるかどうかです。

もちろん、引継ぎできる人がいればいいのですが、
できても、短い時間に一度きりというのが相場です。
一方で
使うデータの格納場所や、
メール転送を読みながらやったり、
社内で~に連絡するとか、
ファックスを送ったりとか、
電話したりとか、
伝票は~という流れで処理したりとか
一連の動きの中で覚えていくものなので、
中々手順を追うだけでいっぱいいっぱいになって
全ては把握できません。


私が過去、辞めていく派遣社員から引き継ぎを受けた例(1週間とか、、、、2~3日とかの短期間)では、
マニュアルがあるのになぜか使わず
口頭の説明だけで
終わり閉口したことがあります。
何故彼女たちは、マニュアルを使って説明してくれなかったのか
不明なのですが、、、。
今考えると、辞める派遣って、意地悪だったのかもしれないですね。
(そのへん、私は無頓着なので気にしません)

マニュアルがあるのに、それを参照せず、
口頭説明だけの引継ぎの問題点としては、
マニュアルに書いてある作業なのか、
それとも書いてないので、メモしなければならない作業なのかが
まったくわかりません。結果、彼女たちが辞めたあと、
一人で作業をしてみると、わからないことがあり、
マニュアルを参照してみるとまったく違った手順が書いてあったり、
手順が変更してたりという食い違いがあり、困ったことがありました。

私が辞める時には、マニュアルを作りつつ(時間があれば、、、ですが)
補足について手書きでメモ書きをそえて、
新しい人に渡しています。その上で、
マニュアルを使いながら、教えていきます。
(そのほうが絶対的にわかりやすいです)

反対に自分が新任で引継ぎを受けたときですが、、、。
わからなければ、自分でマニュアルを作り直します。
口頭でいわれても、大抵、メモは殴り書きでしかないので、
読み直しも大変です。
だから、キレイにエクセルに画面のスクリーンショットを
まじえて、手順書を作成します。

これは、派遣先の忙しさによるので、
あまりに時間がないとお手製のマニュアルも
なかなかできませんが、、、。

ですが、、、、必ず作ることをお薦めします。
口頭の引継ぎでなんとなくできたとしても、
毎日繰り返していくなかで、
必ずミスをします。
だからこそのマニュアルなんです。
(手順書という概念ですね)
見ながらやると、間違いが起こりません。

ヒューマンエラーは、大抵、作業者のちょっとした
手順飛ばしなどで起こります。

今日のまとめ
1 口頭の引継ぎより、マニュアルに基づく引継ぎが大事

2 マニュアルは、自分でアップデートする。(それは、自分自身の間違いを防ぐため)

3 マニュアルは、作ってもらうものではなく、自分で作るもの!

仕事の極意  その1
仕事の極意  その2 こじれた人間関係



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