仕事が中々決まらないと、
弱気になってきます。
そうすると、人間は不思議なもので、妥協しはじめます。
仕事への条件のハードルが下がってくるんです。
ですが、、、
賃金だけは、死守してください!というお話しです。
一つ目の理由。
これが最大の理由なのですが、
時給を下げても、仕事の忙しさや難しさは変りません。
例えばですね、¥1600の仕事をやっていて、
派遣の就業先を変える場合に、¥1600がなかなか決まらないからといって
¥1500にして、可能性を広げたところで、
仕事内容は、全然楽にはなりません。
時給100円の違いは、仕事量とか、「忙しいかどうか」とか、
「複雑か簡単か」ということじゃないのです。
いえ、会社によっては、安い仕事でもかなりの量を
派遣にやらせる会社もあります。
私は1600円前後の仕事多いですけど、
こうも会社によって違うのかというぐらい、違いました。
某ITベンチャー企業では、
公証人役場に行かされたり、
法務局に行かされたり、
取引会社に行かされたり、
銀行ももちろん行かされたり、
イベント会場(都内ホテル)に行かされたりしました。
(正確にいうと、上記上の2つは、すったもんだして、
私は行きませんでした。契約にない仕事だったので)
賃金が高いから
びっくりするぐらいコキ使われるのではないのです。
安くても、コキ使う会社はコキ使いますよ。容赦なく。
もうクライアントの予算だけですからね、金額は。
一般事務や営業事務になると、
どこの会社も内容は変りません。
繰り返します。
時給をさげて、可能性のある案件数が増えても、仕事は楽じゃないですから!!!
二つ目の理由。
いったん、就業すると、時給は簡単に上がりません。
だから、安く自分を売ってしまうと、
仕事が決まってから、後が大変なことになります。
ずーーーーーーーっと
苦しいままの生活が続いて、
残業を多くするか、副業や単発の派遣などで
補うしかなくなります。
そうすると、自分の時間が削られて
大変になります。
三つ目
これは、意外にご存じない方も多いと想いますが、、、、
私、5年くらい前、時給¥1100前後の仕事をしていました。
これは派遣と違って、請負になるのですが、
基本は同じです。データ入力のお仕事だったのですが、
非常に働きにくい環境でした。
賃金が安くなると、そこで働く人たちのレベルが
下がってきます。
SVは余裕なくて、全体の仕事の進捗しかみてません。
末端のOPたちは、野放しになっています。
そうモラルハザード状態です。
この会社では何度か働いたので、思い当たるのですが
職場のメンバーの質がやたらと悪いときがあります。
なぜか、募集賃金が安いからです。
募集賃金が下がると、当然、能力の高い応募者は、他の仕事へ
流れるので、選考条件が緩くなります。
人も「ワケあり」な人が多くなってしまうんです。
(これは悲しい現実なのですが、、、)
そうすると、見えないところで、彼たち、彼女たちは、
内々でハラスメント的なことを起してきます。
私自身、10歳以上も年下の女の子にいびられた経験があります。
今は、やりかえせるんですが(←回復して強くなりましたw)
当時は、心身ともに壊れていたので、、、、
退社せざるをえませんでした。
モラルハザードのある環境では
個人がどれだけ頑張っても、
メンタルが大変なので、、、お薦めしません。
次回は、、、
逆に、どうしても決まらない場合は、どこの条件に
目をつむって、仕事を決めるかというお話しをします。