賃上げ交渉の顛末

さて、お待たせしました。
一昨日、昨日とあった賃上げ失敗までの顛末をお書きしたいと思います。

ことの始まりは、部長に呼び出されたところからです。
「従来、課長がやっていた・・・の仕事をやってくれないか。ついては、顔合わせと説明で、同行して3現場、外出に行ってほしい」とのお話しでした。
私は、
「外出したほうが仕事がやりやすいなら、わかりました。ただ、仕事が変るので、派遣会社の営業に言ってください。あと多分、賃金のお話しにもなると思います」
部長は、それはそうだという反応で、うんうんと聞いてました。そのへんは、折込済みという感じ。

それで、メールで営業に連絡をいれ、近々にクライアント(派遣先)から連絡が入ると思うので
対応してください。賃金アップもお願いしますと伝えました。

それで、クライアントの人事部と打ち合わせに来社するのですが、その前に
私と面談しました。

仕事は、三箇所に外出するだけではなく、今までの仕事ではない課長の業務を任されることになった経緯と
まだ全貌はわからないものの、従来の私の仕事を他の派遣がしてくれそうもないので、
おそらく兼務になると伝えました。

そこから賃上げの話です。



営業は、「いくらほしいのか?」と聴くので、
「交通費分は欲しい」とのことを伝えました。
(賃上げといえば、50円アップが普通でしょうが、プロパーの代わりの仕事が
月7000円アップでは割にあいませんから)
彼は、電卓を叩き、なぜか、自社の取り分も含めると200円アップと勘定したらしく、
「それは、いくらなんでも無理です」と即答しました。

私は、「はぁ??????」と応えそうになるのをぐっと押さえ、
「じゃあ、直接、クライアントからの支給にしてください」と譲歩しましたが、
彼は、「うーん、難しいと思う」という反応。
その後に、一般論を話し始めるのです。4月にベースアップをするから、そのときまで
待ってほしいとのニュアンスを言うので、「全社ですよね?その賃上げは」と言うと、
「だいたい特別待遇は、なく、組み込まれるものなんだ。私自身もそうだった」と、なぜか、彼の過去の経験を
私の賃金と同一に語り始めて「???」という感じでした。

結局、何もしたがらない。
賃金をいくらにしてほしいか聴いても、
自分から、「いくらなら交渉の余地あるから、、、」という働きかけをしようともしない。

本当に心から叫びたかったのは、
「できないこと言うために来ただけなら、営業は不要なので面談なんんかせずに、帰れ!」
でした。

それでいて、話が終わったころに、
「ところで次の更新はどうされますか?」といい始める始末。
私が、
「1月からの分でしたら、11月末までが回答期限なんだから、まだ時間あるじゃないですか」と応えると
不機嫌そうに
「僕も忙しいので、期限を決めましょう」と。

「このジジイ何にも動かず、自分の都合ばかりじゃない!!!」
と面談が終わってからも、苛立ちが消えませんでした。

なので、もう辞める気満々なのですが、とりあえず、年末年始は、求人も少ないので
あと1回更新して、春に離職の予定です。
そして、何より、今から、ギリギリまで、更新の意思を伝えないで引き伸ばすという嫌がらせの作戦にうつります。

ただ、、、、私の名誉のためにいうと、、、、
あれだけ、言われっぱなしで、途中で、賃上げ交渉も諦めましたが、
捨て台詞も嫌味も言うことなく、終えることができた部分は「私も大人になったな~」と
少し見直しました。
こういう一触即発の時って、冷静に淡々と終えるのが、品格を保つ方法ですね。
昔の私だったら、感情あらわに、罵倒して、空気を悪くして終えてましたから。
それだと、マイナスの空気にだけなるので、
そこは、成長したと思えました。

一方で、営業がやる気ない担当になると最悪ですね。

派遣先だけでも人間関係は面倒くさいのに、同じ会社なのに、味方じゃないんです。
なのに、彼らは、マージンとるっていう。

以上、顛末でした。今回は、事実経過を述べるにとどめます。
また分析的なことは、別のブログで書きたいと思います。

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