以前の記事 「また仕事を増やされる！」から
アクセスが多いようです。
もう2年以上前の記事なので、あらためて書きたいと思います
新しい派遣先で、
仕事にようやく慣れ始めると
最初のころと状況が変わっていきます。
派遣先の上司や指揮命令者も、
次の仕事を与えようとしますよね。
またコロナ禍で在宅勤務のプロパー社員が多いと
オフィスで動きが取れる人数が限られていて、
そのために派遣社員が使いやすいということもあります。
入社時にあらかじめ引き受ける予定の仕事だったらいいのですが、
「そんなの聞いてないよ～」とツッコミを入れたくなるような仕事も
増えてくるのは、日常茶飯事です。
あるいは、急に人事異動や、他の派遣が辞めたとかイレギュラーなときも
大抵、派遣さん（←この言い方、大っ嫌いです）に仕事がまわってきます。
対応は、２つあります。
A あくまで最初に言われた仕事しかやらない。
B いったん引き受ける
この２つしかありません。
Aを選んだ場合をイメージしてみましょう。
あたらしい作業の話を言いつけられ、派遣先に「それは私の仕事ではありません」と言えますか？
実際、拒絶している派遣の同僚を見たことありますが、かなり心象を悪くします。
派遣会社から営業が呼ばれて、少しもめたりすることもありますね。派遣契約書には、
大抵、具体的な仕事内容は書かれておらず、ざっくりといろんな仕事ができるように
「～にかかわる一般事務作業」などと明記していますから、契約違反ともいえません。
となると、これまで任された仕事をのらりくらり時間をかけて、他の仕事をする時間がないように
演じるだけです。これ、私はおすすめしません。なぜなら、
そういうのって、プロパーの誰かは必ず気づきます。
「あ。手抜いてるな、この派遣」と見下されることこの上ないです。
面と向かって言われなくても、そんなこと内心思われていたら、
たいてい人間関係はうまくいくはずもないですから。
それではBを選んだ場合を考えてみましょう。
おそらくは、今までの仕事に追加というかたちで
仕事が増やされることかと思います。
打合せで、どの時間を優先として作業を行い、日々の時間をやりくりするかを
上長や指揮命令者と相談しましょう。
量的に時間が不足する場合には、プロパーは手伝ってくれるのか、
それとも残業をするのかまで確認したほうがいいでしょう。
実際に新しい仕事がはじまると、
流れをつかみ効率よく働かなければなりません。
おそらくは1か月程度は、仕事の流れも
個別なやり方も呑み込めないでしょう。
1か月たてば、たいていの仕事は要領をつかめ、
工夫次第で一日の配分が無理なくできると思います。
特に、常に準備をしておくことが重要です。
物理的に量が多いものを除いて
不慣れなだけの作業はすぐにできるようになります。
そして、それができるようになったとき、
自分自身の「派遣先での価値」が高まるのです。
プロパーからも重宝されるでしょう。
次回更新でそのことを伝え、賃上げ交渉してください。
すぐにアップは無理でも、次年度など次のタイミングで必ず
アップはできると思います。
文句いってやらないのも自由ですが、
いったんプロパーに貸しを作って引き受けるというも方法としてはありです。
※広告をどこかクリックいただけますと、私に少しだけ収益がはいってありがたいです
