私は、法学部卒業なのですが、
あまり法律は詳しくありません。
ですが、なぜか、そういう仕事の絡みが多くて、
派遣社員として働き始めたときも、
法務関連を一部になわされたので、
そのことについて書きたいと思います。
正社員時代。
少人数の会社で、特にできる人もいなくて、私が適任ということで、
契約書類や、顧客との未払い、それから著作権がらみの争いごとを
任され、弁護士を探さないといけない局面になりました。
勤め先の社長が、会社設立時に、法テラスだったか、弁護士会だったかで紹介された若手弁護士は、
非常に紋切り型で、
質問されないことは答えないタイプの弁護士。
質問されても、無難な答えしか言わない民事の専門家でした。
(その理由は、後々わかるのですが、、)
何を相談にいっても、非常に話しづらいので、
社長に相談したところ、もう少し他を探してみろとの指示。
それで、色んなところに(専門書などの著者のプロフなどを見て)電話したのですが、
ほとんどの法律事務所では、怪訝な対応をされ、会ってもくれない有様でした。
どうしてか知ってますか?
それは、いきなり知らない人間に厄介事を持ち込まれたくないからです。
法曹家という人種は、危ない橋(というより知らない橋でしょうか)を決してわたらないのです。
これは
当時の若い私には、かなりのショックな出来事でした。
だって、法律家は、争いごとを生業にしている以上、
どういう相談でも、話しだけは、のってくれるものだと思っていたので。
(実際、断ることは本当はNGなのです。だから、先方から直接的に
拒否というのはできません)
一方で看板に偽りありですよね。
昔だと、電話帳の弁護士のページには、「お気楽にご相談ください」とか書いてありましたし、
今だと、ネット広告とかでよく見かけます。、、、、
あれは、表の顔に過ぎないとよく思います。
あくまでもセーフティにトラブルに巻き込まれないように
一見の客を避け、紹介客のみをあてにします。
結局、まわりまわって、気さくな弁護士を
当時の社長が探してくれました。
(きけば、共産党系の人とのこと。さすがに、共産党は、
庶民の味方ですね。といっても、私はシンパでもないのですが、、、)
日常の必要な出来事において
知り合いがいなければ、
法テラス(無料)を最初に手がかりとして弁護士を探しに行くことも
多いと思いますが、大抵、当番か、仕事がない若手なんですよね。
だから、無難な回答になったり、意思疎通がうまくいかなかったりということも
あると思います。
普段から、弁護士情報は探してとくことをお薦めします。
困ったときに探すのは、結構大変です。
それは、仕事でも、プライベートでも。
元々弁護士という生業の人種に、嫌悪感をもっています。
政治家や公務員以上に苦手かもしれません。
例の過払い金の返還コマーシャルや
肝炎の給付金請求とかのコマーシャルって、
よく目にしますが
あれ見ると気分悪くなりませんか?
<続く>