介護離職からの。。。その6  (遺産分割協議書)

実家で介護をしながら、私には他にもやることがありました。
その一つが、遺産分割です。
私自身はそんなに急ぐ理由もありませんでしたが、
父の残された遺産の中に母の生活費分も含まれていたこともあり
すぐに凍結していた預貯金を母へ相続しなければなりません。
そのために「遺産分割協議書」を相続人の家族で記名捺印して
取り交わさないといけないのでした。

以前、ブログで書いたかもしれませんが、
うちの家族で相続人となるのは、母、私、私の兄弟以外には存在しません。
なので、法定相続分だけ、遺産は分割されるのですが、
その合意書となるのが、遺産分割協議書となります。
そして、これは、弁護士、司法書士、税理士などの代理人に代書してもらい
遺族が捺印するのが一般的なのではないでしょうか。
それで費用は数万円~10万円以上かかるらしいです。
それを私がそのまま代書することになりました。

グーグル検索すれば、フォーマットはあちこちでヒットするのですが、
正確な財産の不動産所在地と、預貯金を調べるのに、時間がかかり、
なおかつ、複数存在していた父の口座を調べて、もれなく明記して
そのあとに、遺族全員の捺印という流れで作成するのですが、
何度も書き直し、捺印してもらうまで大変時間がかかりました。

そのあとに、各金融機関の書式に記入して、
父の生まれてから死亡までの戸籍謄本、相続人全員の戸籍謄本、印鑑証明をそろえて、
金融機関の各窓口へ提出します。
先方で、不備がないか確認されてから、ようやく手続きに入ることができます。
それから2週間程度してようやく、家族の口座へ振り込まれます。
とここまで書いて、よっぽど財産が多いと思われるかもしれませんが、
弁護士費用をケチるぐらいの相続しかありませんでしたので
悪しからずご了承ください。

ここまできて、ようやく、母が生活費の預貯金がなくて(二か月に一度の年金だけしかなく)
とても不安で、大騒ぎしていた問題が解決しました。
(不安は他にもあるので、これだけで平穏にはなりませんが、、、)
さらに話は終わりません。次に、家屋の相続があるため、
法務局へ不動産の所有権移転登記をする手続きがつづいて
しなければならなかったのです。それはまた次回お話します。

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