介護離職からの。。。その3

親の生活費はどこからでているか知ってますか?
あるいは、貯蓄はどこに預金されているか知ってますか?

母がしっかりしていたので、私自身、うちの実家のお金の流れを、全く知りませんでした。
実は、私のうちは不思議なのですが、母が管理してなかったのです。
年金以外の貯蓄について(おおかた父の退職金)は、全部、父の口座へ貯蓄され
父が管理していたことを私の兄弟全員が知りました。


かろうじて、亡くなる直前にどこに通帳があるかは教わっていたので
その金融機関に届け出て、
死亡証明書と所定の書式に記入して
提出します。
これで、預金の「凍結」という手続きは完了します。

問題はこの後です。
普通預金と、通帳のない定期預金など、いくらあるかまでが、把握できないのです。
正式な預金照会は死亡届があれば、書類のやりとりなどで、数日かけて確認できますが、
実は、それはあくまで、問い合わせ時点での金額であって、
後日に遺産相続する際の金額と差異が生じるって知ってますか?
これは、のちのち、私が、調べていてわかったのですが
凍結後も預金額というのは変動していくそうです。
だから、遺産相続する利害関係の親族全員で交わす書類に金額は明記できないのです。

たとえば
A・・・・・普通預金 口座番号 ×××××××××   全額
B・・・・・定期預金 口座番号 ▽▽▽▽▽▽ 100分の34
のように記載する理由はそこにあります。
~円と書けないようになっているのでした。

少し話はそれましたが、これを全部の金融機関について調べて
親族でどういう割合で遺産分割するかを明記しなければなりません。
これが、非常に時間のかかる作業でした。
さらに、金融機関ごとに、申請書類が異なるため、
実家が現在の住所と離れていて、また
兄弟でも遠方に住んでいるため、全員の実印をついてもらうのも
大変時間のかかる作業でした。

もちろん、この作業は、司法書士や弁護士に依頼してもかまいませんが、、、
1~2万円とかで済まない額だったので、
結局、私がやったということです。

そしてこのやりとりをしながら、
実家に毎日電話をしていたときに、
体調を崩していた母が、鬱と気づくこととなります。
もう電話ではどうにもならず、
私は離職することに決めました

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