前回は、自分の仕事をあえて増やす方法で
自分の価値を高め、キライな人の信用失墜をさせるという
方法をご紹介しました。
この方法だと、仕事の負担が重くなりがちなので
どうしてもそれを避けたい場合はどうしたらいいでしょうか？
今回紹介する職場で嫌いな人への対応で、簡単なのは
ずばり、エスカレーションすることです。
エスカレーションは、二つに分かれてて
自分の派遣会社の営業担当に相談して、先方の担当に伝えてもらうか、
自分でそのまま派遣先の上長に相談するかです。
自社の営業に相談するほうが
やりやすいので、多いかもしれません。
ですが、それは営業担当者の能力に左右されます。
せっかく伝えても、先方にしっかり伝わらないとか、
先方へ伝えてかえってこじれたりとかも
たまにありますよね。
それは、普段の面談などで、
自分の担当営業が頼りになるかよく観察しておくしかありません。
はじめは、簡単な小さなお願いなどで
どれぐらい動いてくれるかをよくみて、信用度を測ればいいかと思います。
問題は、営業担当が、頼りにならないときです。
実際、私がシステム会社の庶務をしているとき、同僚の契約社員から何度となく（別部隊の庶務）
頼まれごとがありました。オフィスが離れていたから、備品をもってきてくれとか、
とりまとめの仕事を勝手に分担して私におしつけてきたりとかありました。
新人の営業だったので、それを相談しても
聴いてはくれても、現実的な対応をしてくれなくて、非常に困ったことがありました。
そういうときは、派遣先の上長、先輩など頼れる人がいたら、
その人に遠慮なく相談しましょう。
時間をとってもらって20分程度でも別の場所（会議室やミーティングルームなど）でお話しましょう。
事の経緯を伝え、どれを優先していいかわからなくて困ると
横やりをしてくる社員についてぼかしながら、仕事の優先順位を確認しましょう。
そのうえで、「調整」をしてもらえば、
あまり後腐れなく、スムーズに収まると思います。
そうはいっても、そんな管理職はいないと言う方もいるでしょう。
そこそこの規模の会社であれば、たいてい、課長クラスがうまく調整してくれるものですが、
もし難しければ、部長や役員クラスでもいいと思います。
ただ、気をつけたいことは、初対面の人はまずいです。
自殺行為になります！
なので、日ごろから部長や役員とコミュニケーションをとるよう
こころがけてください。直接の絡みがなくても
挨拶したり、世間話をしたりすることはとても重要です。
話しかけにくいのは、派遣も正社員も違いありません。
ただ、上級管理職になればなるほど、社内では孤独な立場になります。
だからこそ社外の派遣のほうが人事にも関係ないですので
割とフランクに話せることが多いですよ。
実際は、私は役員や本部長（部長よりさらに上の役職）たちと
仲良く雑談したのが何度となくありますから。
そうした日ごろの積み重ねの上で、仕事の相談もいいと思います。
さて、このやり方でも
うまくいかない場合はどうしたらいいでしょうか？
最後の手段ですね、次回にお書きしたいと思います。
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