鉄道不通は、派遣に追い打ちをかける

日曜日だというのに、JR変電所が火事になり
首都圏の多くの路線が不通になっています。

地方だと車通勤の方もいるでしょうが、
首都圏や核都市への電車通勤の方にとっては、
結構大きい問題です。
特に、家を出る段階まで何もニュースがなくても、
駅につくと電車が止まっていて、
ホームに尋常じゃないほどの人が溢れていたりすることは
コロナ禍以前、よく見かけました。
地震、火事、台風、人身事故、踏切事故、信号故障など。
首都圏では迂回経路があるからマシと思われてるかもしれませんが、
迂回もものすごく混み合い、来た電車に乗れることなんて
稀です。何本もまって、乗ったと思いきや、
動いたり止まったりを繰り返し、
かなり迂回した経路を乗りついで、ヘトヘトになりながら会社に到着するときには
お昼前なんてこともありました。
迂回した通勤時間分だけ賃金が出る派遣先はいいですが、
たいてい着いてからのお給料(遅刻と同様の扱い)なのが
とてもつらいところです💦

以前、台場に通勤していた時のことです。
午後から台風が接近するので
早退をお願いされたことがありました。
台場に通じる鉄道は2つ(ゆりかもめ、りんかい線)しかないので
その二つが止まってしまうと
陸の孤島となり、閉じ込められるのが理由だそうです。
実際、東日本大震災のときは、まったく身動きができなくなり
どうしても帰宅をする人たちはレインボーブリッジを徒歩で渡ったそうです。
あんな大きな地震の後に通行できたのは不幸中の幸いでしたが、
余震が続く中、海の上にかけられた橋を
渡るのは、さぞ怖かったと思います。

人身事故は、たいてい通勤時間帯に起こります。
朝か夕方。
いきなり起こり数時間は、鉄道が止まります。
舌打ちしたり、ツイッターで死者に悪口を言うようなものも見かけますが、
私はとてもそんな気にもなりません。
巨大な冷たい鉄の物体に自分から身を落とす辛い気持ちを考えると
迂回ぐらいは、苦しくもなんともないからです。
ブラック企業で働いた経験があるから、そう思うのかもしれません。

今回の変電所の火事がどの程度か、わかりませんが、
明日は週明けなので影響が少ないといいですね。
こういうときは、迂回経路を計算して
いつもより30分から1時間くらい早起きして家を出ることを
想定して行動したほうがよさそうですね。
ヒールは低く、歩きやすい靴を履きましょう




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